圧縮コイルばね
圧縮コイルばねは、ばね部品の中でも最も広く使用され、多くの機械や器具で使用されている部品です。
主に、圧縮方向の荷重を受け止める、圧縮させて反力を利用する、圧縮方向の衝撃や振動を緩和する、といった用途に使用されます。円筒状のコイルばねが最も一般的ですが、円錐状や樽形に巻いたものなど様々な種類があります。軽荷重用の小型のものから重荷重用の大型のものまで、大きさも幅広いです。
当社が製造する精密小物ばねは、大変小さなバネであるため、精度を要求されますが、今日まで積み上げてきた経験や技術力及び精密検査技術により精密小物ばねの生産を可能にしており、お客様のオーダーを実現することが出来ます。
ねじりコイルばね
ねじりコイルばねは「ひねりばね」や「キックばね」とも呼ばれ、様々な用途で使われるばねです。大きさは小型のものが一般的で、日用品や家電製品などで利用されており、身近なものとしては洗濯ばさみでも使用されています。ねじりコイルばねの形状は単純なものから複雑なものまで様々あり、用途に応じて使い分けます。ねじりコイルばねの設計では、コイル内径や巻角度と巻き数、許容ねじり角度、そして腕の長さなどの寸法を規定することになります。
